ちか と つる
「おおだま」と「しずくいし」による、『戦国BASARA』のチカツルについてあれこれ語ったり、二次創作したりするブログです。NLオンリー。腐はどこを探してもありません。
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ツイッターで流した短い小ネタを、再びまとめてみました。
今回はほとんど会話文ですね。
今回はほとんど会話文ですね。
【TAK】
「遅ぇぞ、西海の」
「悪ぃ悪ぃ、ちっとTAKでよ」
「Ah?」
「どういう意味だ?」
「知らねー」
「独眼流にも分からん南蛮語なのか」
「出掛けに鶴の字に会ってよ、T(鶴の字が)A(あんまり)K(可愛いので)、喋ってたら遅くなっちまった」
「「分かるかっ!!」」
【からす】
「あんなことを言えば、姫が怒るのはわかりきっていたことだろう。いい加減学習したらどうだ、からすめ」
「別に学習してねーわけじゃねえよ。少なくとも怒ってるときゃ、あいつは俺のことだけ見んだろが」
「……筋金入りのからすだな」
【チカツルによるロミオとジュリエット】
「おおロミオ、どうしてロミオは貴方なの?」
「ンだよ、俺じゃ不満だってのか!?」
「不満ですとも、本当は宵闇の羽の方が良かったのに!」
「ケッ!てめえこそジュリエットってガラかよ!」
「まああ失礼です!」
結論:死なない。
【海】
社から外に出て初めて、わたしには足りないものがあるのだと気が付きました。
それまでにこやかに会話をしていた人が、わたしの言葉に凍りつく。目を伏せる。ぎこちなく離れてゆく。そんなことが度々ありました。そしてその後、以前と同じように接してくれる人はあまり多くはありませんでした。
わたしは間違えたのです。
「よおう、鶴の字ィ!」
この人は何度もやって来る。何度も何度も。その間、わたしは一つも間違えなかったのでしょうか?
――――いいえ。
きっと幾つも幾つも間違えた。けれど貴方はいつも力強く笑い、時に怒り、わたしを真っ直ぐ見据えて、当たり前のようにこうして前へ立つのです。
あら、あらららら?なんだか鼻の奥が、ツンとしますよ?
「おっ、おい鶴の字!?」
この気持ちは何なのでしょう。
胸の奥がとてもじんわりして、きゅうってして、苦しいのに嬉しいんです。
薄く透明な幕の向こうで、滲んだ貴方が慌ててこちらを覗き込みます。
涙を見せるのは不本意だけれど、これが流れてしまわないと前がよく見えないから、わたしはぱちぱちと瞬きしました。
そうして目の前に現れる、海。
海賊さん、海賊さん。
貴方の青い目が、何だかとても恋しい。
【愛しの…】
「そういえば、元親殿は最近何か心境の変化でもあったのでござるか?」
「は?何もねーけど。なんでぇ突然」
「いや、1年の頃はよく授業をさぼっておられたのに、2年になってからは真面目に出ておられるゆえ」
「そりゃあお前、愛しのprincessがいるからだろ?」
「だっ、誰が鶴の字なんか……!」
「誰も巫女の嬢ちゃんとは言ってねぇが」
「………っ!」
「遅ぇぞ、西海の」
「悪ぃ悪ぃ、ちっとTAKでよ」
「Ah?」
「どういう意味だ?」
「知らねー」
「独眼流にも分からん南蛮語なのか」
「出掛けに鶴の字に会ってよ、T(鶴の字が)A(あんまり)K(可愛いので)、喋ってたら遅くなっちまった」
「「分かるかっ!!」」
【からす】
「あんなことを言えば、姫が怒るのはわかりきっていたことだろう。いい加減学習したらどうだ、からすめ」
「別に学習してねーわけじゃねえよ。少なくとも怒ってるときゃ、あいつは俺のことだけ見んだろが」
「……筋金入りのからすだな」
【チカツルによるロミオとジュリエット】
「おおロミオ、どうしてロミオは貴方なの?」
「ンだよ、俺じゃ不満だってのか!?」
「不満ですとも、本当は宵闇の羽の方が良かったのに!」
「ケッ!てめえこそジュリエットってガラかよ!」
「まああ失礼です!」
結論:死なない。
【海】
社から外に出て初めて、わたしには足りないものがあるのだと気が付きました。
それまでにこやかに会話をしていた人が、わたしの言葉に凍りつく。目を伏せる。ぎこちなく離れてゆく。そんなことが度々ありました。そしてその後、以前と同じように接してくれる人はあまり多くはありませんでした。
わたしは間違えたのです。
「よおう、鶴の字ィ!」
この人は何度もやって来る。何度も何度も。その間、わたしは一つも間違えなかったのでしょうか?
――――いいえ。
きっと幾つも幾つも間違えた。けれど貴方はいつも力強く笑い、時に怒り、わたしを真っ直ぐ見据えて、当たり前のようにこうして前へ立つのです。
あら、あらららら?なんだか鼻の奥が、ツンとしますよ?
「おっ、おい鶴の字!?」
この気持ちは何なのでしょう。
胸の奥がとてもじんわりして、きゅうってして、苦しいのに嬉しいんです。
薄く透明な幕の向こうで、滲んだ貴方が慌ててこちらを覗き込みます。
涙を見せるのは不本意だけれど、これが流れてしまわないと前がよく見えないから、わたしはぱちぱちと瞬きしました。
そうして目の前に現れる、海。
海賊さん、海賊さん。
貴方の青い目が、何だかとても恋しい。
【愛しの…】
「そういえば、元親殿は最近何か心境の変化でもあったのでござるか?」
「は?何もねーけど。なんでぇ突然」
「いや、1年の頃はよく授業をさぼっておられたのに、2年になってからは真面目に出ておられるゆえ」
「そりゃあお前、愛しのprincessがいるからだろ?」
「だっ、誰が鶴の字なんか……!」
「誰も巫女の嬢ちゃんとは言ってねぇが」
「………っ!」
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