ちか と つる
「おおだま」と「しずくいし」による、『戦国BASARA』のチカツルについてあれこれ語ったり、二次創作したりするブログです。NLオンリー。腐はどこを探してもありません。
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またしても、ツイッターでほとばしったコネタの思い出。
<<レースとピンク>>
最近驚いたことをお題に悪ガキ高校生が馬鹿話している。
話をふられた元親が
「白いレースを脱がしたら……ショッキングピンクが出てきたこと!」
とか言い出して大騒ぎ。
「HEY、マジか元親」
「ってかそれ鶴ちゃん!?鶴ちゃんなの!?」
「元親の旦那ってばいつの間に!」
と、その背後でガシャーン!!と派手な破壊音が炸裂。
振り向くと鶴姫。血の気が引いた真っ青な顔で立ち尽くしている。
全員が察した。『白いレースを脱がされたのは、鶴姫ではない』
「あっ、鶴の字、これはその」
元親もこの世の終わりみたいな顔になっている。鶴姫の目に涙が浮かんでいるからだ。
だせーな元親。修羅場だ、俺様しーらない。おおっ、恋だねえ。それぞれの内心で勝手な慨嘆。
「元親さんの浮気者!絶交です!」
鶴姫が脱兎のごとく駆け、
「うわああ待て違う誤解」
元親も叫び走る。一同耳を澄ます。
「wait、wait、wait、オチはなんだ、オチは」
「ドヤ顔だったからねえ」
必死のダッシュで元親が鶴姫を掴む。
「こないだお前んちでッ」
「ウソです何にもありません!」
へえほおふうん、意外と本命に手が出ない男か長曾我部元親。
「その見かけで」
「しーっ」
鶴姫が掴まれた手をぶんぶん振って怒っている。
「一緒に宿題しただけです!」
どこまで行った?
「台所まで!」
「お前、てるてる坊主、窓につるしてたろ!」
「ええ、元親さんたら、勝手にほどいちゃって」
あ、と気づいた鶴姫の顔に、皆まで言わせず悪友たちがヤジを飛ばす。
「つまんねーぞー」
「1点」
「うるせえ引っ込んでろお!」
怒鳴る元親。
白いレースのハンカチてるてる坊主、中にはピンクのゴムボール。
<終わる>